こんにちは LINDAです(^O^)／
の続きです。
ゆうちゃんママと話した
次の日の朝
「びっちゅ 学校どうする？」
「ゆうちゃんママ 何て言ってた？」
「ゆうちゃんと話してくれるって」
「言ってたよ。」
「びっちゅに ごめんねって」
「伝えてって」
「びっちゅの事すごく」
「心配してくれてたよ。」
「どうする？」
「ママはどっちでもいいけど」
「学校休むなら ママは仕事だから」
「１人でお留守番ね」
「行ってみようかな？」
「そう思うなら 行っといで！」
「びっちゅ 心配なら」
「俺が教室まで」
「一緒に行ってあげようか？」
「そうだね！」
「ちゃーに ついてってもらえば？」
「いいの？」
「いいよ♪」
「だいたいの事は なんとなくわかってるし」
「頑張ってる最中なんだろ？」
「よし よし！ 行ってもらいな！」
「うん！」
びっちゅは 学校に行きました。
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そして 私が仕事から帰ると
「ママー！ 今日ね」
「ゆうちゃんと遊んだよ！」
と すごく喜んだ
びっちゅが いました。
「ゆうちゃんが ごめんねって」
「言ってくれたの！」
「明日も遊ぶ約束 したんだよ！」
（・△・；）
そんなにいきなり？ 急接近？
昨日は帰りが
遅くなっちゃったので
ゆうちゃんとママは
話してないと思うのです。
って事は
よく事情が分かってないパパに
怒られたって事で・・・
こんなにコロっと変わるって事は
よっぽど怒られちゃったのかな・・
ゆうちゃんママ
ゆうちゃんと話してくれるといいな・・
でないと また違う子で
繰り返しちゃうかもな・・・
と
喜んでいる びっちゅをよそに
ちょっと複雑でした。
「びっちゅ 良かったね」
「みんなで 仲良く出来るといいね」
「うん！」
「もう大丈夫だと思うよ！」
「ママ 今までいっぱい」
「お話聞いてくれて ありがとー！」
「いいえ どういたしまして。」
「びっちゅも お疲れさんね！」
「よく頑張ったね！」
「でもね びっちゅ」
「ママ もう１つ 大事なお話があるの。」
「なーに？」
「ちゃーの事 なんだけどね。」
「２学期から」
「びっちゅが頑張ってる間」
「ずっと ちゃーも」
「頑張ってくれてたの」
「ちゃーも 何かあったの？」
「そうじゃなくてね。」
「今回の事で」
「びっちゅは いーっぱい」
「ママと話したでしょ？」
「それはそれで 良かったんだけど」
「その間」
「ちゃーに 邪魔された事あった？」
「ないかも・・・」
「ちゃーと話すから」
「びっちゅ後でね って」
「言った事あった？」
「ないかも！」
「うん。無いと思う。」
「ちゃーがね いつも譲ってくれてたの」
「ママに話が ある時は」
「びっちゅのお風呂中にしてくれてたり」
「びっちゅが寝た後に」
「起きてきて話したり・・・」
「びっちゅは 今」
「大変な時だからって。」
「びっちゅも 頑張ったけど」
「ちゃーも 頑張ってくれてたのね。」
「心配もしてたんだよ？」
「俺がゆうちゃんって子に」
「言ってやろうか？とか」
「休み時間」
「びっちゅの教室に行こうか？」
「とか言っちゃってさ」
「びっちゅが」
「自分で頑張るから大丈夫って」
「ママは 言ってたんだけどね」
「だからね」
「びっちゅもよく頑張ったけど」
「ちゃーも頑張ってくれてたって事」
「知っといて欲しいの。」
「びっちゅ・・・」
「全然知らなかった・・・」
「あいつ そういうトコ」
「うまいからね (*^。^*)」
「びっちゅ」
「ちゃーんトコ 行ってくる！」
「うん！ 行っといで！」
２人で何を話してたのかは
知りませんが
奥の部屋で
ちゃーがドヤ顔してるのが
ちょっと見えました 笑
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その後
ゆうちゃんのママからの連絡は
無かったので
結局どうなったのか
私をどう思ったのか わかりません。
びっちゅは 学校を休む事もなく
３学期が終わり
３年生になって
ゆうちゃんとも
別々のクラスになりました。
でもやっぱり
女の子同士の友達関係は
いつでも 色々あって
「ママはどう思う？」
「ママならどうする？」
が 始まり
「びっちゅ そういう事は」
「びっちゅに いっぱい話してきたから」
「びっちゅは 知ってると思う」
「あとは 応用だよ」
「正解はないの。」
「自分で考えた答えが 正解なんだよ。」
と 言ってたんですが
ある時 ふっと思いついて
「びっちゅ 極真空手やってみない？」
「空手？」
「そう」
「気持ちも 体も強くなれるの」
「勇気を出しなさいって」
「ママよく言うじゃん？」
「先に体が強くなれば」
「気持ちは自然についてくると」
「ママ 思うんだよね」
「そしたら」
「ママに１つ１つ 聞かなくても」
「自分で答えが」
「出せるようになると思うよ」
「空手って 痛いの？」
「痛いよ。」
「空手っていうのは 寸止めだから」
「当てないんだけど」
「ママが言った 極真空手は」
「本当に当てるから」
「真剣にやらないと」
「大変な事になるよ」
「どう思う？」
「気持ちを強くするには」
「いい所だと思うけど」
「見学に行ってみる？」
「行ってみたい」
「行ってみて 決めてもいい？」
「いいよ♪」
そして見学をして 相談をして
びっちゅは
極真空手を始める事にしました。
本気の稽古だけあって
道場に行くたびに
青あざを作っていましたが
びっちゅには 合っていたようで
自分に自信が持てるようになったり
小さい事は
あんまり気にしなくなったり
人に優しくできたり・・・
さすがに厳しい世界は
身に付く事がいっぱいあるなーって
感じでした。
ただ 私は
びっちゅが殴られている所を見ると
涙が出てきてしまうので
あんまり練習を見に行ったりは出来ず
試合の時も
勝っても負けても
泣けてしまうので・・・
他のお母さん達が
「行け！上段！上段！ 」
「蹴りだよ！ 蹴り！」
と 応援してる中
「ああ！ びっちゅ痛そう！」
と思うと
どうしても涙が・・・
自分で通わせといて
なんじゃそりゃ？
って 感じだったんですが・・
それから月日が流れて
びっちゅが６年生の時
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「ママ！ 個人差がきたよ！」
「個人差って？」
「ママ前に 言ってたじゃん！」
「大事な事を知るのは」
「個人差があるってさ！」
「あー そんなこと言ったかもねぇ？」
「ゆうちゃんって 覚えてる？」
「もちろん覚えてるよ。」
「何かあったの？」
「ゆうちゃんね・・・」
「あれからずーっと」
「色んな子に」
「意地悪してたみたいで」
「今 仲間外れに」
「なっちゃったんだって。」
「そうなんだ・・・」
「でね びっちゅは久しぶりに」
「ゆうちゃんの所に」
「行ってきたわけです！」
「Σ（￣▽￣i|||ノ）ノ」
「何しに？」
「まさか！」
「ざまーみろを言いに？」
「ママ・・・」
「違うでしょ？」
「びっちゅは 仲間外れが」
「どれだけ辛いか 知ってるから」
「大丈夫？ を 言いに でしょ？」
「Σ（￣▽￣i|||ノ）ノ」
「行ったの？ 本当に？」
「うん。でも」
「関係ないでしょ？って」
「逆ギレされちゃって・・・」
「あらら・・・」
「ゆうちゃんパワーアップしてるね」
「(^▽^;)」
「うん。だから」
「それなら もういいやって」
「思ったんだけどね・・・」
「ゆうちゃんだって」
「今は素直になれないと思うよ？」
「辛い真っ最中だろうし・・・」
「この機会に 学べるといいね！」
「うん。知らないほうが」
「辛そうだしね。」
「まさか 大丈夫？ を」
「言いに行くなんてね・・・」
「びっちゅ かっこいーね！」
「そうなんです！」
「びっちゅは かっこいーんです！」
「(o˘◡˘o)」
と
満足そうに
ドヤ顔をしていました。
泣いてばっかりで
辛い事も沢山あったけど
２年生で学んだ事は
無駄には
なっていなかったようです。
ゆうちゃん
中学が離れてしまったので
今は 全然
わからないんですが・・・
どうしてるかな？
元気でいるといいな・・・
LINDA
ぽんと応援おねがいします♪
