こんにちは LINDAです。(^O^)/
ちゃー中学3年生
びっちゅ小学6年生の
夏休み
の続きです。
元義母が亡くなった翌日
元旦那に迎えに来てもらい
子供達と義実家へ行きました。
私達の離婚後
引っ越しをしていたので
私にとっては
初めての場所だったんですが
玄関を開けてすぐ
まず最初に飛び込んで来たのは
義弟と義叔母の
怒鳴り合っている声でした。
義叔母は
義母の妹に当たる方で
義叔母家族と
結婚して独立した
義叔母の息子家族は
義実家の
すぐ近所に住んでいました。
「しょうがなかったんだよ!」
という義弟と
「しょうがないじゃ」
「済まないでしょ!」
「何てことしてくれたのよ!」
と泣きながら
怒っている義叔母。
元旦那もびっくりして
「お前何やってんだよ!」
「ちょっとこっち来いよ!」
と義弟を義叔母から
引き離していました。
着いて早々
修羅場の幕開けです。
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「大丈夫。入るよ」
「・・・」「・・・」
義実家に入ると
家の間取りは3DKでした。
3部屋のうちの1つ
クーラーがガンガンに
かかっている部屋に
義母は1人で
寝かされていました。
「ママちょっと」
「お話して来るけど」
「おばあちゃんのそばに」
「いてくれる?」
「うん 大丈夫だよ」
「行って来ていいよ」
私は泣いている義叔母の元へ
行きました。
「義叔母さん・・お久しぶりです」
「大丈夫?」
「あっLINDAちゃん!」
「ひどいのよ!」
「私には・・・」
「私にとっては」
「最後の家族だったのよ!」
「それなのに」
「病院に」
「呼んでもくれないなんて」
「死に目に」
「会わせてもくれないなんて」
「ひどいじゃない!」
義母は三姉妹の次女で
この方は1番下の妹さん
お父さんは小さい頃に亡くなり
お母さんは
に出て来た祖母の事で
その時の義伯母が
1番上のお姉さんで
義母が亡くなる1年前に
病気で他界されていました。
私は離婚後だったので
葬儀に顔は出さず
元旦那と
当時中学2年生だった
ちゃーが参列していました。
旦那や息子達がいるとはいえ
義叔母にとっての義母は
最後の家族だったんです。
義叔母が怒るのは当然で
近所に住んでいて
交流があったにも関わらず
誰も連絡していなかったんだと
この時初めて知りました。
悔やんでも悔やみきれない思い
だったと思います。
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私は泣いている義叔母の
背中をさする事しか
出来なくて・・
「義叔母さん ごめんなさい」
「まさか連絡してないとは」
「思ってなくて・・・」
「その辺りの事は」
「私も突っ込んで聞かなかった」
「お義母さんも」
「来て欲しかったと思う」
「本当にごめんなさい」
「LINDAちゃんが」
「謝る事じゃないのよ」
「それは私もわかってる」
「でもあまりにも・・・」
「そうだよね・・・」
義叔母は
しばらく泣いていたけれど
少しづつ落ち着いてきて
「ちょっと聞いたんだけど」
「LINDAちゃん」
「葬儀に参加してくれるって」
「ホント?」
「うん」
「長年 私の母でもあったから」
「参加させて欲しいと」
「思ってるんだけど」
「義叔母さんはどう思う?」
「私と元旦那はこんな状況だし」
「1人でも」
「それはどうなの?って」
「意見があれば」
「退こうと思ってる」
「そんな事」
「誰も思わないと思うわよ」
「私だってLINDAちゃん」
「いてくれた方がいいし」
「お姉さんだって」
「絶対そう思ってるわよ」
「ありがとうね」
「離婚したのに」
「迷惑かけちゃうね」
「ううん」
「あたし」
「やれる事全部やるから」
「何でも言ってね」
義叔母が
義母のそばに行くというので
私は元旦那と
義弟の話している所へ
行きました。
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元旦那は義弟に
どういうつもりなんだ
何を考えてるんだ
叔母さんが怒るのは当然だ
俺たちが悪い
俺たちは謝る事しか出来ない
というような
話しをしていたようで
それに対し義弟は
何で俺が責められるんだ
俺だって大変だった
俺に言われたって
どうしようもない
と怒っているようで
2人ともキッチンの真ん中で
仁王立ちでした。
「義弟君」
「ちょっと座ってくれる?」
と私が先に
義弟の目の前に座りました。
「元旦那も」
「とりあえず座りなよ」
「こんな時にケンカしたって」
「何にも始まらない」
「ちゃんと話そう?」
2人も座り込みました。
「義弟君 大変だったよね」
「親を亡くしたんだもんね」
「でもね」
「やっぱり言い方って」
「あると思う」
「義叔母さんの気持ち考えたら」
「開き直って」
「いい所じゃないよね?」
「義弟君にとっても」
「誰にとっても」
「お義母さんの死は」
「大きいものだし」
「みんなショックを受けて」
「みんな悲しいよ」
「その中でも義叔母さんは」
「実の妹だよ」
「生まれた時から」
「ずっと一緒にいる姉妹だよ」
「息子か姉妹かって」
「比べる話しじゃなくて」
「気持ちはわかると思う」
「お義母さんの最後を」
「教えてもらえなかった」
「義叔母さんの気持ちは」
「計り知れないと思うよ」
「そんな事」
「説明するまでもないでしょ?」
「うん・・・」
「こんな時に」
「売り言葉に買い言葉なんて」
「やってる場合じゃないでしょ?」
「うん・・・」
「義弟君も気持ちの中」
「大変かもしれないけど」
「義叔母さんの怒りは」
「受け止めるべきだと思うよ」
「だって」
「取返しがつかないんだから」
「わかるよね?」
「子供じゃないんだから」
「うん・・・」
「義叔母さんにちゃんと」
「謝って来た方がいいよ」
「カッとしちゃって」
「申し訳なかったって」
「今はお義母さんを」
「ちゃんと」
「送り出す事を考えようよ」
「決めなくちゃいけない事も」
「いっぱいでしょ?」
「お義母さんの最後に」
「息子としてやれる事」
「あるでしょ?」
「うん。わかった」
義弟は義叔母の所へ
謝りに行きました。
私は元旦那に聞きました。
「どうなってるの?」
「いや 俺もびっくりしたよ」
「そうじゃない」
「義弟君の話しじゃなくて」
「お義母さんの葬儀の事だよ」
「どうなってるの?」
「お義父さんは何してるの?」
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元旦那の話しでは
義父は部屋から出て来ず
葬儀の話しに参加しようとは
していないと。
どうやら本気で息子たちに
丸投げしているようでした。
「長年連れ添った夫婦の最後が」
「ホントにそれでいいの?」
「お義母さん」
「いっぱい苦労して来たのに」
「最後の最後」
「自分の旦那さんに」
「ちゃんとしてもらえないなんて」
「ホントにそれでいいの?」
「俺だってそう思ってるよ」
「だけどいくら話したって」
「聞かないんだよ」
本気かクソジジイ(-_-;)
↑私の心の声
「葬儀の方はどうするの?」
と聞いてみると
そもそも義実家には
お金がない
互助会も生命保険も
昔は入っていたけれど
義兄の借金返済のために
すべて解約してしまっていて
貯金も無くて
今は本当に何も無いと。
まじか・・・
と思っている所へ
話しをして
少し落ち着いた義叔母と
義弟が戻って来ました。
「もうだいぶ前だけど」
「お姉さん がん保険の話しを」
「していたと思うの」
「今どうなっているのか」
「わからないけど・・」
と義叔母が言うので
契約書を探しに
別の部屋へ行くと
そこには
義兄家族がいたんですが。
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確かに前日
急いで
お義母さんを寝かせる場所を
作って欲しいと言いましたが
作ってくれたので
居場所を確保する事が
出来たんですが
お義母さんは元々
整理整頓が
出来る人だったわけではなく
義実家は昔から物が多いです。
だから
散らかっているんだろうな
とは思っていましたが
その散らかった部屋を
空けるため 義兄家族は
部屋を片付けたのではなく
ただ物を移動させただけ
だったらしい。
しかもその移動の仕方が
片っ端から
段ボールか何かにぶち込んで
移動先の部屋にドサーっと
ひっくり返したんですか?
それを繰り返したんですか?
で
自分達の居場所確保のために
物を押しのけて
座る場所を作ったんですか?
って感じの部屋になっていて
もうどこに何があるのかは
わからない・・・
ねぇ 親が亡くなったのよ?
あなた達の母親が
亡くなったのよ?
ここにも人の出入りが
あるとは思わない?
こんな事されて この後
ここに住む人たちが
困るとは思わない?
人ってこんなに
物を考えないで
行動できるものなの?
私には全くの
理解不能。
「お義兄ちゃんたち」
「昨日ここに泊まったんだよね?」
「甥っ子君もいるのに」
「どうしてたの?」
「息子は座布団に寝かせて」
「私達は足が伸ばせないので」
「丸まって寝ました」
と兄嫁ちゃん。
もう私には
返す言葉がありませんでした。
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「義弟君」
「お義父さんに契約書の事」
「聞いてくれる?」
とお願いし
義父がどこからか
契約書を見つけたんですが
現在の状況はわからず
私が知り合いの保険屋さんと
連絡を取り
調べてもらったけれど
すでに失効している
との事でした。
私は元旦那に
「あのさ」
「あたしは葬儀の事とか」
「お金の事にまでは」
「口を出せないし」
「出しちゃいけないと思ってる」
「それは残されたあなた達息子が」
「やるべき事だと思うから」
「3兄弟でちゃんと」
「話し合った方がいいよ」
「もう時間無いよ」
と話し
子供達のいる
義母の部屋へ行きました。
これまだ
午前中の話しです(´д`*)
続きは
離婚後の義母の死Ⅵ
で。
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