こんにちは LINDAです。(^O^)/
の続きです。
びっちゅ中学2年生。
他の道場から移ってきた
女の子の存在によって
みるみるモチベーションが
下がっていったびっちゅ。
「お腹の調子が悪いんだよね・・」
「なんか・・頭痛い・・」
なんだー かんだー
理由を付けては
ちょくちょく極真を休む事が
多くなっていきました。
行きたくないが為の
仮病だという事は
バレバレです。
なぜなら
学校は元気に行くし
ご飯はしっかり食べるし。
極真に行く直前だけ
調子が悪い
雰囲気を醸し出しますが
その時間が過ぎてしまえば
めちゃくちゃ楽しそうに
学校での出来事を
話しています 笑
仮病を使うわりに
何とも詰めが甘い (^▽^;)
そして なにより
顔を見れば
ホントに具合が悪いか
どうかくらい わかります。
こっちは 産んでから
毎日 見ているのに
何でバレていないと
思っているんだか・・・
┐( ̄ヘ ̄)┌
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行きたくない感じで
支度をしていたとしても
「ミットが その子だと思って」
「思いっきり やってきなよ」
「(*^。^*)」
「お!それいいね!」
「組手の相手も」
「み~んな」
「その子だと思ってやれば」
「気合も入るし」
「ストレスも発散できるし」
「一石二鳥じゃん♪」
「よし!今日は」
「その感じで行ってくる!」
と 極真に行って
結果 いい汗をかいて
笑顔で帰ってくる。
そしてまた 少しすると
「今日はお腹が・・」
と言って休む。
そういう事を
繰り返していました。
行ってしまえば
やって来れるけど
行くまでが・・・って感じ。
100%仮病だとわかっていても
びっちゅが
自分から言ってきた時は
休ませていました。
集中出来なければ
ケガをするし
イヤイヤ行ったって
いい事は
身に付かないだろうし。
なにより
私が「聞く耳」を持っている
という事を
わかっていて
欲しかったからです。
びっちゅが何を言おうと
仮病なのはバレてるから。
いいから行きなさい。
と行かせるのは簡単でした。
私がそう言えば
びっちゅは行ったと思います。
でも
中2という年頃もあり
極真に限らず
ママに言っても
わかってもらえない
ママに言っても無駄だ と
そういう思考になる事は
避けたかったんです。
私とびっちゅの 関係において
ちゃんと
聞いてもらえないから
正直に言わないのか
聞いてはくれるだろうけど
言えないのか
この違いは 私にとって
大きいものでした。
なので
君が何を言い出したとしても
話しに来れば ちゃんと聞くよ
という姿勢でいようと
思っていました。
それに
極真を辞めるなら
けじめを付けた辞め方をする。
そう 私と話していたびっちゅは
極真に行けば その子がいて
イヤな思いをする。
イライラするし ムカつくから
正直 行きたくはない。
だからといって
その子が原因で極真を辞めるのは
違うと思う。
行けば 楽しく終わる時もある。
丁度いい辞め時も
今は特に無い。
極真自体が
イヤになったわけではない。
でも行く前は やだなーと思う。
辞める決心が
付いてるわけでもないのに
行きたくはない。
この気持ちをママに
どう言ったら
いいのか わからない。
だから
「ちょっとお腹が・・」
的な事になってしまう。
当時のびっちゅは
こんな感じ
だったんじゃないかと
思います (^▽^;)
頭がまとまらないびっちゅは
極真を休む理由として
体調不良が精一杯
だったんじゃないかと。
そのまま
辞めたいとは言わず
行ったり 行かなかったりを
繰り返しながら
月日は流れ・・・
ある日
学校から帰ってきたびっちゅ。
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「あのね!」
「赤井先生(仮名)が」
「夜に勉強」
「教えてくれるんだって!」
「行ってもいい?」
「(*゚▽゚*)」
「え? 夜?」
「放課後じゃなくて 夜なの?」
「そう! 夜だって!」
「(*゚▽゚*)」
「うん。最初から」
「ちゃんと言ってみて?」
「(^▽^;)」
話しを聞くと
びっちゅの通っている中学校は
小中一貫校なのですが
小中両方で教えている
数学の先生がいて
「来年は受験だから」
「今のうちから」
「わからない所がある人は」
「夜に小学校の教室を借りて」
「教えてあげるよ」
という話があったらしく
毎日ではなく
先生の空いた時間で
週に何日か という事で
友達もみんな行くから
びっちゅも行きたいと。
その先生は
教え方が上手いと評判の先生で
たっくんが小学生で
算数に躓いていた時も
その先生に
教えてもらうようになってから
理解が出来るようになったと
妹から聞いた事もある
先生でした。
「赤井先生が 教えてくれるなんて」
「素敵じゃん!」
「そうなんだよ♪」
「数学 全然わかんないからさ」
「(^▽^;)」
「行って来な♪ 行って来な♪」
「やったー!」
「ありがとう!」
こうして
通称「赤井塾」に
行く事にしたびっちゅ。
勉強を教えてもらうといっても
授業ではないので
堅苦しい雰囲気もなく
雑談あり 笑いもあり
たまーに おやつもあり
仲のいい子達と一緒に
ワイワイ♪ ガヤガヤ♪
びっちゅは
とても楽しそうでした。
とても楽しかったので・・・
極真の日も
行きたくなっちゃったんですよね・・
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「ママ あのさー」
「今度の極真の日」
「赤井塾があるんだけど」
「そっちに行ったら ダメ?」
「それは ダメだよねぇ」
「赤井塾は」
「楽しいかもしれないけど」
「極真は習い事だからね」
「そこはちゃんと」
「区別を付けないとね」
「そうだよね・・わかった」
赤井塾は びっちゅにとって
勉強をしに行くというより
夜にみんなで集まれる
楽しい場所になっていました。
数日後・・・
「極真の前に」
「赤井塾に行ってもいい?」
「どういう事?」
「極真の前の時間から」
「赤井塾やってるから」
「極真の準備をしてから」
「先に赤井塾に行きたい」
「時間になったら抜けて」
「ちゃんと極真に行くから」
「ちゃんと時間通りに行けるの?」
「楽しくなっちゃって」
「極真忘れた とかにならない?」
「そこは大丈夫」
「ちゃんと時間見て行くから」
「それならいいよ」
こうして度々 極真の前に
赤井塾に行くようになりました。
帰りは 道場を出る時に
びっちゅから連絡が来て
私も お迎えに出発。
ルートを決めてあったので
途中で合流
って事にしていたんですが
ある日のお迎えの時・・・
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その日も
赤井塾に行ってから・・
と言っていたびっちゅ。
極真の終わる時間 いつも通り
「今から帰るよー」
と連絡が来て 私も出発。
決めてあったルートの
1本道。
正面から
来るはずのびっちゅが
ふいに
左の角から曲がって来ました。
左側にあるのは
赤井塾をやっている小学校。
瞬間 全てを悟りました。
「何でこっちから来た?」
「や・・あの・・」
「怖い人がいたから・・」
「違う道で帰ってきた・・」
「・・・・」
私が無言でいると
同じ左の角から
「あはははは♪」
「キャハハハハ♪」
という楽し気な声と共に
続々と
赤井塾に行っていたであろう
びっちゅの友達が・・
びっちゅは
道着を着ているんだし
極真をサボっていると
いう事を
みんな知っていたんでしょうね
鉢合わせをしている
私達を見て
「おー びっちゅじゃん!」
「びっちゅ」
「こんなトコでどーしたのー?」
「あれー? びっちゅー?」
と 今 初めて会った風に
ものすんごく わざとらしく
声をかけながら
自転車で通り過ぎて行きました。
突然の出来事に対する
中学生なりの精一杯のフォロー
だったんでしょう。
可愛い子たちです 笑
私は自転車の向きを変え
「帰るよ」
と
びっちゅを見る事もせず
自転車を走らせました。
続きは
子供の習い事 大事なのは辞め方Ⅶ
で。
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LINDA
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↓
こんにちは。
始める時はこれからやる気あるけど
時間と共に興味が移り・・・続かなくなる事がありますね。
習い事もやめる時の方が難しいですね。
そうなんですよねー!
絶対続けなくちゃいけない訳でもないし
辞めちゃいけない訳でもないんですけど
だからこそ終わり方はすごく大事だと思っていて
自分なりにきちんと完結できるかどうかで
今後の生き方に関わってくるんじゃないかと 当時は思っていて・・
だからどうしてもびっちゅには
終わり方の大切さを教えたかったんですよねー
でも難しかったですー
びっちゅの子育て中 1番難しかった問題かもしれません。
(^▽^;)