こんにちは LINDAです(^O^)/
ちゃーが小学2年生の頃
だったと思うのですが。
夕方 遊びから帰ってきた
ちゃーのズボンの後ろポケットに
見慣れない
茶色い棒が入っていました。
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「ちゃーその茶色い棒は何?」
「これ?」
「これはハリーポッターの杖だよ」
「(^▽^;)」
「それどうしたの?」
「買ったの!」
「誰が?(・△・;)」
「・・・内緒(^▽^;)」
「いやいやいや」
「内緒とかないから(‘~`;)」
「誰が買ったの?ってかそれ」
「いくらしたの?」
「1000円くらい?」
「ちゃーそんなに」
「お金持ってないでしょ?」
「ちゃんと話して?」
「それどうしたの?(`・ω・´)」
「誰にも言わない?」
「それは話を聞いてみないと」
「わかりません。」
「だからって内緒は許しません。」
「ちゃー怪しすぎるし(`・ω・´)」
「・・・・・・」
「ママの前にちゃんと座って。」
「ちゃーがちゃんと話すまで」
「ママは動かないよ。」
「ご飯も作らない。」
「お腹空いちゃうから」
「早くしゃべって(`・ω・´)」
この頃
ちゃーの学年では
友達同士でおごったとか
おごってもらったとか
お金の貸し借りとか
お金にまつわるトラブルの話しが
ちょこちょこ出ていました。
友達同士でも
持ってる額がまちまちで
いっぱい持っている子が
大盤振る舞いをしてしまって
実はそのお金は
親のお財布から・・・
って事だったり
持っていない子達が
お金目当てで
遊ぶ子を決めてるとか・・
学校からもお小遣いについて
ご家庭で話し合いをとか
子供の持ち物に注意をとかの
手紙が来ていました。
うちは
バイト制だった事もあって
ちゃーが頑張った時は
わりと持っていたりしたので
お金に関しては
「お友達におごったりしたら」
「ダメだよ。」
「持ってない子がいる時は」
「ちゃーも使わないんだよ。」
と口をすっぱくして
言っていました。
そんな中の
ハリーポッターの杖でした。
「ちゃーそれ」
「どうしたの?って聞いてるよ?」
「怒られる事?」
「・・・わかんない。(>_<)」
「え?わかんないの?」
「(・△・;)」
「うん・・・」
「じゃーとりあえず」
「言ってごらん?(‘~`;)」
「それは誰のですか?」
「・・・あっくん」
あっくんは
保育園から一緒のお友達で
あっくんのママとは
顔を合わせれば挨拶する程度の
お付き合いです。
「なんであっくんの杖を」
「ちゃーが持ってるの?」
「借りたの?」
「ちょっと違う(^▽^;)」
「あのさママは」
「クイズしてんじゃないでしょ?」
「早く言わないと」
「ママお腹空いたら」
「大変な事になるよ(`・ω・´)」
「いいの?」
「≧(´▽`)≦アハハハハハ」
「知ってる〜!」
「コレ!どうしたの?」
「今日ね あっくんが買ったんだけど」
「持っててって言われたの。」
「どうして?」
「持って帰ったら」
「怒られちゃうんだって。」
「なんで?高い買い物だから?」
「でもあっくんが」
「自分で買ったんでしょ?」
「うん。そうなんじゃない?」
「(^▽^;)」
「ジィィ───(。¬д¬。)───ッ」
「怪しい・・・・」
「じゃーなんでママに」
「怒られるかわかんないって」
「言ったの?」
「(^▽^;)・・・・・」
「ちゃー・・・」
「嘘はダメって言ってるよね?」
「ちゃーが何をしたかより」
「嘘ついた時点でボコボコだよ?」
「しかもへったくそだし」
「┐( ̄ヘ ̄)┌」
「だってあっくんが」
「絶対内緒にしてって」
「言ってたんだもん(>_<)」
「バカだなー絶対内緒って事は」
「やましいからじゃん!」
「早く吐いて楽になっちまいな!」
「( ̄∀ ̄)」
「大した事なければママは黙ってるし」
「大した事ならほっとけないでしょ?」
「うん・・・じゃー言うよ?」
「早く言え!(`・ω・´)」
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「あっくんがどうしても欲しいって」
「自分で買ったの!」
「なんであっくんは持って帰れないの?」
「その買ったお金がね。」
「あっくんのじゃないんだって!」
「じゃー誰のお金なの?」
「お母さん?」
「お姉ちゃんだって。」
「お姉ちゃんなの?」
「お母さんとかじゃなくて?」
「うん。」
「5年生のお姉ちゃんだって。」
「だけどさ お姉ちゃんだって」
「そんなにお金 持ってないでしょ?」
「お財布から取ったらすぐばれるでしょ?」
「お財布じゃなくてお年玉なんだって。」
まぁ
なんて可哀想なお姉ちゃん。
(・△・;)
「もう何回も取ってるんだって」
「言ってたよ。」
「いつもはお菓子とかに」
「使っちゃうんだけど」
「今日は杖買っちゃったから」
「持って帰ってって言われてさ。」
「(^▽^;)」
う〜ん・・・・
どうしたものか・・・?
「ママ怒る?(^▽^;)」
「う〜ん・・・」
「すごく怒りはしないけど」
「いい事でもないよねぇ・・・」
「だってあっくんは」
「良くない事をしてるし」
「ちゃーはそれを」
「手伝ってるわけだしね。」
「でもさ!内緒にするって」
「約束したんだよ!」
「だから言わないで!」
「う〜ん・・・約束したっていう」
「ちゃーの気持ちも」
「わからなくはないけどねぇ」
「そうでしょ?」
「じゃーママも内緒にして!」
「でもねちゃー。」
「ちょっと考えてみて?」
「人から盗んだお金で買った物を」
「バレないように友達に預けるって」
「どう思う?」
「その預かった物を」
「うちに持って帰ってきて」
「ママがそーなんだー♪って」
「言うと思う?」
「言わないと思う・・・」
「けどさ!」
「うん。約束でしょ?」
「うん・・・」
「そこが問題だよねぇ?」
「裏切り者ってやだもんねぇ?」
「うん・・・」
「ママの考えはさ。」
「前から言ってる通り」
「悪い事をしてバレたら」
「素直に怒られて反省しなさい」
「なんだよね?」
「あっくんのしてる事は」
「いずれバレるよね?」
「お姉ちゃんが」
「お年玉確認したら一発だし。」
「うん・・・そうだね。」
「あっくんが」
「何回もしてるって事は」
「バレるまで続けちゃうかも」
「しれないよね?」
「うん。たぶんね・・・」
「バレるのは早い方が」
「いいんじゃないかなー?」
「(^▽^;)」
「金額が大きくなって」
「回数がもっと増えてく前に」
「早く怒られた方がいいんじゃない?」
「そうかもしれないけど・・」
「今回のポッターの杖」
「ちゃーが持ってきたでしょ?」
「これが上手くいったら」
「また頼まれると思うよ?(^▽^;)」
「ちゃーはその度に」
「持って帰ってくるの?」
「それはヤだけど・・・」
「じゃーさ!」
「あっくんに電話してみなよ」
「(*゚▽゚*)」
「え?電話するの?」
「うん。やっぱ預かれないから」
「明日返してもいい?って。」
「ママにバレて怒られたって」
「言ってみな?」
「それでどうするの?」
「その時のあっくんの態度で」
「どうするか決めよう」
ちょっと悩んだんですけどね
(^▽^;)
でもあっくんが
お姉ちゃんのお金を取る事に
どれだけの罪悪感があるのか
だと思ったんですね。
まだ2年生だし
よくわかってない状態で
軽い気持ちなら
早く怒られちゃった方が
って思ったり
逆によくわかってて
バレない計算までしてるような子なら
親が見抜いて
自分の口から白状させた方が
後々為になるのかなーとか・・・
どう対応するのかは
人んちそれぞれなので
口を挟まずほっといた方が・・・
とか。
それでとりあえず
電話をさせました。
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結果は
よくわかってない軽い状態で
(^▽^;)
「じゃー捨てちゃっていいよ♪」
「また買うからさ〜♪」
って感じ。
「ちゃー ママ」
「あっくんのママと話すね。」
「これじゃーすぐ」
「繰り返しちゃうから(^▽^;)」
「うん していいよ(^▽^;)」
あっくんのママに電話をかけて
事の経緯を説明すると
あっくんママは
びっくりしていましたが
ちゃんと話してみると
言っていました。
なるべく
ちゃーの名前を出さない形で
話しをして欲しいと
お願いした所
もちろん もちろんと
快く返事をしてくれました。
「ちゃーは今回」
「ママに怒られるのかわかんないって」
「言ってたよね?」
「うん。(・△・;)」
「それなら今回は怒りません。」
「でも2度目は無いよ?」
「(`・ω・´)」
「悪い事の手伝いをしたら」
「それはちゃーも同罪です。」
「共犯とも言います。」
「共犯って何?」
「悪い事の手伝いをしたら」
「ちゃーも悪いって事だよ」
「(`・ω・´)」
「よーく覚えておきなさいよ。」
「(`・ω・´)」
「とりあえずポッターの杖は」
「明日返しなさい。」
「うん。ごめんなさい(>_<)」
「お腹空いたからご飯作るよっ!」
「ちゃーも手伝って!」
と うちの中での話は
ここまでにしました。
次の日も
ちゃーとあっくんは
仲良く遊んでいたようでした。
あっくんママからは
その後連絡もなかったので
どうなったのかは
わかりませんでしたが
高学年になり あっくんは
親のお金を盗んで
友達にばらまいている
という噂がたって(^▽^;)
ちゃーはもう
一緒に遊んでいなかったので
その時の真相はわかりませんが
中学になり
また少しずつ遊ぶようになって
ちゃーが言うには
「あっくんがお金を盗まないように」
「親がいっぱいくれるんだって」
「あいつが頂戴って言ったら」
「いつでもくれるんだって」
「すごくない?」
と (^▽^;)
「あげれるお金があるって素敵ね〜♪」
なんて言っていましたが
あっくんが大人になって
自分で稼いだ時に
自分が何をしてきたかって事に
気づけるといいなーと
思いました。
お金の大切さを子供に伝えるって
なかなか難しいですね。
(^▽^;)
LINDA
ぽんと応援おねがいします♪