びっちゅ ２年生の戦い Ⅱ

 

 

 

こんにちは　LINDAです(^O^)／

 

 

びっちゅ２年生の戦い Ⅰ

の続きです。

 

 

次の日 私は

仕事から帰ってすぐに

 

びっちゅの話しを

聞きに行きました。

 

 

 

「びっちゅ！ 学校どうだった？」

 

「・・・・・・」

　

何だかもう 泣く寸前です。

 

私はとりあえず

自分のバックを置いて

 

トイレに行ったり 手を洗ったり

 

帰ってきた時にする

一通りの事を済ませて

 

「びっちゅ おいで」

 

と 座りながら

びっちゅを 抱っこしました。

 

 

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「どうだったの？」

 

「びっちゅね・・・」

 

「今日は」

「誰ともしゃべってないの」

 

「そっか・・・」

「話し合いはどうだった？」

「したんでしょ？」

 

「したけど・・・」

「話し合いじゃなかった」

 

「お昼休みに みんな先生に呼ばれて」

 

「その時もう」

「みんな びっちゅを見てたし」

 

 

「先生 急に」

 

「仲間はずれは どう思いますか？」

「とか聞くし」

 

「昨日言ってた」

「みたいな事になったよ。」

 

「みんな よくないと思います」

「って 言ってたもん」

 

「そっか。」

「解決にはならなかったか・・・」

 

「なるわけないよ！」

 

びっちゅは ぽろぽろと

泣いていました。

 

 

「朝は？」

「みんな もういなかったの？」

 

「いなかった・・・」

 

「そっか。」

「みさちゃんは？ どうした？」

 

「みさちゃんはね」

「ゆうちゃん達と 一緒にいたの。」

 

「だからね」

「８対１みたいに なっちゃって」

 

「びっちゅ 誰にも」

「声が かけられなかったの。」

 

「無視されたら やだし・・・」

 

「そうかぁ・・・ みさちゃんも」

「あっちに行っちゃったかぁ」

 

「ママ」

「びっちゅ どうしたらいい？」

　

「そうだねぇ・・・」

「困ったねぇ・・・」

 

「とりあえず」

「泣いてもいいよ？」

 

「もう泣いてるよ！」

「ﾟ･(｡>д<｡)･ﾟ」

 

「(*´∀`)ｱﾊﾊ」

「そうだね！」

「泣きなさい 泣きなさい！」

 

「ママ？びっちゅ」

「本当に困ってるんだよ？」

「わかってる？」

 

「わかってるさ♪」

 

「でもね」

「シクシク泣きながら 考えたって」

「いい事は 思いつかないよ？」

 

「でも」

「辛かったら 泣きたいじゃん？」

 

「だから いっぱい泣いてから」

「考えた方が いいかなーと思うよ？」

 

「ママは いっつも」

「変なこと ばっかり言う・・・」

 

「そーお？」

「びっちゅも そう思わない？」

 

「ちょっと 思う・・・」

 

「そうでしょ？(*^。^*)」

 

「はい！」

「じゃー 泣いて！ どうぞ！」

 

「もう泣けないよ (>_<)」

 

「そうか・・・」

「じゃー考えるか！」

 

「うん。」

「ママが びっちゅだったらどうする？」

 

「ぶっ飛ばす！(￣∀￣)」

 

「∑(ﾟДﾟ；) えっ ぶっ飛ばすの？」

　

「うん。」

「ママが びっちゅと同じ」

「２年生だったら ぶっ飛ばすよ？」

 

「だって わけわかんないし」

「意地悪される理由も変だし」

「される筋合いもないし。」

 

「びっちゅは ぶっ飛ばさないの？」

 

「しないよ・・・」

 

「なんで？」

 

「だって ケンカしちゃって」

「後はどうするの？」

 

「そんなの」

「何とかなるもんだよ？」

 

「Σ（￣▽￣i|||ノ）ノ」

「そんなの無理だよ！」

 

「ママの時と」

「今は違うんだよ？」

 

「そうなの？」

「じゃー びっちゅは どうしたいの？」

 

「みんなと 仲良くしたい。」

 

「だって ９人しかいないんだし。」

「みんなで遊びたい。」

 

「そっか。」

「仲良くしたいのかぁ。」

 

「じゃー 明日から どうしよっか？」

 

「う〜ん・・・」

「とりあえず 話しかけてみる！」

 

「今日は自分から」

「話せなかったから。」

 

「よし！」

「明日のやってみる事が決まったね！」

「頑張れ！ びっちゅ！」

 

「うん！ 頑張ってみる！」

 

 

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びっちゅは普段から

ちょっとでも迷うと

 

「ママなら どうする？」

　

と 聞いてきます。

 

最初は

真面目に答えていましたが

 

あんまり答えを

出してあげ続けるのも

 

どうかな？

と思うようになり

 

聞かれた時は

その時の状況と 様子を見てですが

 

びっちゅが 選ばないであろう答えを

言ったりしていました。

 

 

次の日も びっちゅは

へこんで帰ってきました。

 

「話しかけたけど」

「無視されちゃった (T_T)」

 

「誰に 話しかけたの？」

 

「ゆうちゃん・・・」

 

「他の子は？ 話しかけたの？」

 

「ゆうちゃんに話しかけた時」

「みんなもいたから」

 

「その後は」

「話しかけられなかった・・・」

 

と 言って泣いていました。

 

 

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そして

 

「明日は ゆうちゃん以外の子に」

「話しかけてみる！」

 

「よし！」

「頑張れ！びっちゅ！」

 

と 言って学校に行きました。

 

 

でも次の日も 玉砕で

 

「明日は みさちゃんと話してみる！」

 

と 言って

学校に行っては 玉砕する。

 

 

毎日

小さな決心を固めては

 

帰ってきて 泣いていました。

 

 

この間まで 学校が楽しくて

毎日笑ってたのになぁ・・・

 

と 私も胸が痛かったです。

 

 

続きは

びっちゅ２年生の戦いⅢ

で。

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「びっちゅ２年生の戦いⅢ」