びっちゅ ２年生の戦い Ⅲ

 

 

 

こんにちは　LINDAです(^O^)／

 

 

びっちゅ２年生の戦い Ⅱ

の続きです。

 

 

毎日 毎日

 

「明日は」

「あの子に話しかけてみる！」

 

「今度は」

「あの子に話しかけてみる！」

 

と 小さい決心を固めては

玉砕して

 

家に 帰ってきては

泣いてるびっちゅ。

 

 

スポンサードリンク

 

「びっちゅ。ゆうちゃんとさ」

「２人でちゃんと 話してみたら？」

 

「２人で？」

 

「そう。何なの？って。」

「何でそんなに 無視するの？って」

「聞いてみたら？」

 

「びっちゅね・・・」

「ゆうちゃん ちょっと」

「 怖いんだ・・・」

 

「なんで？」

 

「わかんないけど リーダー各だし」

 

「みんな ゆうちゃんの」

「言う事聞いてるし・・・」

 

「びっちゅ！」

「勘違いしちゃいけないよ？」

 

「なにを？」

 

「びっちゅはね 今は 毎日辛いから」

「怖いと思っちゃうかも」

「しれないけどね。」

 

「ゆうちゃんも」

「びっちゅと同じ２年生なの」

「何にも 怖くないよ？」

 

「ゆうちゃんは 怪力ですか？」

 

「違うけど・・・」

 

「ゆうちゃんは」

「ケンカの達人ですか？」

 

「違う・・・」

 

「ゆうちゃんは」

「超能力の持ち主で」

「人を操れますか？」

 

「そんな事」

「できないに 決まってんじゃん」

 

「じゃー びっちゅは 何が怖いのさ？」

 

「びっちゅと同じ」

「たかが 小学２年生だよ？」

 

「大丈夫！」

「何にも怖くないよ。」

 

「勘違いしないんだよ？ びっちゅ！」

 

「でもさ。」

「今のびっちゅからしたら」

「勇気はいるよね？」

 

「いるよ！ すっごくいるよ！」

 

「そうだよね。ママはさ」

 

「勇気って」

「すぐに出せるものじゃないと思うんだ」

 

「勇気を出すには」

「パワーが必要じゃん？」

 

「パワーを溜めるには」

「時間が必要じゃん！」

 

「パワーを溜める時間は」

「いっぱいかかったって」

「いいと思うよ？」

 

「うん。勇気欲しいな・・・」

 

「パワーを溜めなさい！」

「パワーを！」

 

「うん！頑張ってみる！」

 

「頑張れ！びっちゅ！」

 

 

びっちゅなりに

試行錯誤していたようですが

 

なかなか

事態は変わりませんでした。

 

 

スポンサードリンク

 

 

ただ 他のクラスにも　

保育園からの 友達がいたので

 

休み時間は他のクラスで

過ごしたりしていました。

 

 

でも自分のクラスでは

誰とも話せない日々が

続いていて・・・

 

 

「ママー びっちゅさ・・・」

「いじめられてるのかな？」

「･ﾟ･(｡>д<｡)･ﾟ」

 

と 泣き出しました。

 

 

もう２か月くらい

毎日頑張っていたので

疲れちゃったんだと思います。

 

「びっちゅ。」

「ママが びっちゅだったらさ」

 

「いじめじゃなくて」

「ケンカだと思うと思うよ？」

 

「ケンカなのかな？」

 

「ケンカだよ！ ケンカ！」

 

「びっちゅは」

「ケンカ売られたんだから」

 

「買っちゃえばいいじゃん！」

「勇気を出しなさい。」

 

「自分で いじめられてると思ったら」

「そうなっちゃうよ？」

 

「でも びっちゅは」

「いじめられるような子じゃ」

「ないでしょ？」

 

「毎日毎日 頑張っては泣いてさ。」

「こんなに強い２年生 見た事ないよ」

 

「びっちゅはね 強いんだよ？」

「あとは 勇気を待つだけだよ。」

 

「でもね びっちゅ。」

 

「そんなに 頑張らなくてもいいよ？」

 

「学校なんか」

「休んだっていいんだよ？」

 

「え？ いいの？」

 

「いいともさ！」

「びっちゅ頑張ったんだし」

「休憩すれば？」

 

「頑張った後は 休憩しなさい♪」

 

「そうだ！」

「来年の３年生になるまで」

「休んじゃって」

 

「もう１回 ２年生をやるってどう？」

 

「そんなに休むの？ 休み過ぎだよ」

 

「びっちゅさ ママはね」

 

「学校に行く事より」

「びっちゅが大事なの」

 

「だから 学校に行かなくたって」

「全然構わないんだよ？」

 

「勉強なんか しようと思えば」

「大人になってからだって 出来るし」

 

「転校したいなら させてあげるし。」

「転校して 友達関係やりなおそっか？」

 

「びっちゅ。」

「道はいっぱいあるよ？」

 

「何を選んだっていいよ？」

「どれ選ぶ？」

 

 

「びっちゅ・・・学校に行く。」

 

「学校行くの？」

「そんなに頑張んなくたっていいよ？」

 

「うん・・・」

 

「でも びっちゅは」

「みんなと 仲良く遊びたいの。」

 

「まだ 自分でできる事が」

「あると思うし。」

 

「もう少し 頑張りたい。」

 

「そっか。」

「じゃー頑張るか！」

 

「でも疲れたら 休むんだよ？」

 

「それとも ママが」

「ゆうちゃんのママと 話そうか？」

「解決は 早くなると思うよ？」

 

「それはいいの。」

「自分で頑張ってみるよ！」

 

「ママ ありがとー。」

 

 

スポンサードリンク

 

 

びっちゅに関しては

 

すごーくハードルを低くして

話をすることがあります。

 

逃げ道も

たくさん教えてあげたりします。

 

びっちゅは その逃げ道に

 

安易に行ったりしない事が

わかっているからです。

 

逃げ道を見せることで

もうひと踏ん張りするんです。

 

ちゃーには 使えない手。

 

真っ直ぐ逃げ道に

走って行っちゃうので。

(^▽^;)

 

 

それからも びっちゅは

毎日頑張っては　毎晩泣いてを

繰り返しました。

 

 

続きは

びっちゅ２年生の戦いⅣ

 で。

リンクは下にあります↓↓↓

 

LINDA

 

ぽんと応援おねがいします♪

　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

Next link

↓

「びっちゅ２年生の戦いⅣ」